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shaker chair 制作Workshop 2018 summer  締め切りました。

Shaker Chair制作 Workshop 締め切ります。 

お問い合わせ誠にありがとうございました。

 

 

暑中お見舞い申し上げます。 2018 夏

 

| - | 06:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
shaker chair 制作Workshop 2018 summer

Shaker Chair制作プログラムの案内を致します。

UNOH家具工房の方法に従って、Shaker Style の エンフィールド・チェアを制作します。
旋盤加工試作作業・背板の曲げ木作業は、デモンストレーションによって、お見せします。
・・・ほぞ穴の加工・組み立て・オイル塗装・座面テープ巻 ・・・

定員4名 残1名です。
。厳遑横監から26日

いずれも、金・土 AM 9:00 〜 PM 5:00
       日 AM 9:00 〜 PM 5:00 の3日間
講習費−¥58,000 材料・障害保険・食事費込み。 
宿泊は工房の寮を使って頂くこともできます。相部屋(男女別)
この場合は、無料です。 他の宿泊施設を希望の方は、ご紹介いたします。

申込み方法
E-mail unoh@koshika.store
FAX075−854−0255
お名前・性別・年齢・ご住所・電話番号・ご職業・木工経験の有無
をおしらせください。
現役の工芸家から、学生の方等、様々の方の募集があります。
ご経験に合わせて、若干の内容を変えての講習を考えております。 

| KOSHIKA | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
私のShaker Chair

最近制作のEnfield chair 北米産メープル材  亜麻仁油仕上げ

家具作りを生業にと覚悟をきめ、修業時代に最初に手掛けた椅子が、この椅子だ。

1981年 ナラ材で制作(左はサドリンと言う塗料を使った。右はデュポン社のシーラ&フィニッシュ オイル仕上げ)

WORLD Furniture と言う本の間に挟まれて残っていた。

学生の頃、授業で椅子の年表のコピーが配られた。その中にShakerのRockerが、載っていた。Shakerのことを見聞きにしたのはその時が初めてのように思う。名前は、なんとなく知っていたが、それがどのような経緯で、形になって行ったことは知らなかったし、探求もしなかった。修業に入ってようやく、Shaker教徒達のことを徐々に知るようになったが、家具製作の技術の習得に必死だった。独立後、家具をはじめあらゆる木工作業を仕事としていたが、何かしっくりこなかった。 修業時代、一月に何十脚もShakerの椅子を組み立てた時期がある。だから、その感覚から離れられない。 1996年に師からShakerの仕事を引き継ぎ、現在その仕事が中心だが、グループ展などで、オリジナルと思えるような椅子を作ることもある。 真新しいデザインだから、一瞬満足するが、この椅子には勝てないのである。 その理由はいろいろあるが、そもそもの椅子の事、デザインの事、木の特性の事、機能的な事、などなど 多くはこの椅子から学び、思考し、形にしているのである。と言うか出来上がる過程と目的が全く違うのだ。 38年間、私の傍らに置いてあったり、倉庫にいったり、埃まみれになり、、、でも結局は、この椅子が原点だ。同じようなことを、前にも書いていると思うが、やはり、この椅子が、一番で、 私のShaker Chair なのである。

そして、椅子を考えるには最高の題材だと思う。家具をデザインすること? 私も良くわからないが、答えはこの椅子にあると思っている。

 

m・unoh

 

 

KOSHIKA からKitを販売しています。すべて組み立てる物も用意しています。

お問い合わせは、unoh@koshika.store

 

https://www.koshika.store/koshika-halfway-kit/

 

 

 

 

 

 

 

| UNOH | 11:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
KOSHIKA Oval box ワークショップ(MAGEIKU)について

 家では、大小様々な色付き、持ち手付きのオーバルボックスに、いろいろな物を入れて使っている。

物作りに縁のある者、ない者、客人達は、羨ましいそうに、それを見る。皆は、「曲がるの?」「難しいでしょ」「おいくら?」と尋ねる。私は、「簡単カンタン、作れば良いじゃない」と何時からか、そんな風に、答える。時には一つだけ買ってくれたりする。一つだけってのは、寂しいから、おまけとして、上等な不良品をプレゼントすることもある。

「作れば良いじゃない」と言うけれど、難しい作業で、慣れなければ上手くいかない。 木取りからとなると、神経を使い時間もかかるし、無駄もでる。それでも、人間がやって来た仕事、Shaker達が形として残してくれている。 誰でもできる作業のなはずだ。この10年程で制作方法も単純化し、ワークショップもあちこちで行ってきた。 教える、伝える方法も確立してきた。

と、言うことでまずは、私の工房でワークショップを行った。 予想以上に参加者が集まり、皆喜んでくれた。大成功だった。

何年も前から、日本中をワークショップをしながら、回れないかなと考えていた。冗談交じりでいっていたら、

来てほしいと声がかかるようになってきた。 じゃ行きましょうと「MAGEIKU CARAVAN」と名付けてこの秋ごろから、あちこち行くことにした。 目標は47都道府県だ。 ご興味のある方は、ご連絡お願い致します。 4人以上集まれば行きます。

MAGEIKU CARAVAN 出発します。 mailにてお問い合わせください。 unoh@unoh.jp

MAGEIKUは曲げに行くことです。 曲げ育くではありませんよ。

 

 

 

| KOSHIKA | 10:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
2018M・UNOH家具工房 オーバルボックス ワークショップのお知らせ

shaker design を代表するオーバルボックス。自ら作り、様々な物を入れて使っていました。

高度な技術を持っていたShakerの遺物に触れて見ようと、ワークショップを行います。

 

申込みフォームこちらをクリックしてください。


場所: 601-0542京都市右京区京北田貫町室次谷 15−3 M・UNOH家具工房内
お問い合わせ: unohshaker@gmail.com

講習内容
M・UNOH家具工房で制作されているオーバルボックス、NO2とNO4を2日間で作るワークショップです。
1日目:寸法通りに、木取りされた薄板を、糸鋸、小刀、キリなどの手道具と電動工具を用いて、加工して曲げます。
2日目:前日に曲げた物に、蓋と底板を手道具と電動工具を用いて加工し、完成させます。塗装は各自持ち帰りおこなっていただきます。

費用
¥22,000(宿泊費別)

食事
1日目、昼食・夕食 2日目、昼食 (宿泊希望の方は、朝食付き)

宿泊費・場所
¥3,500 あうる 工房から車で5分(旧府立ゼミナールハウス)


日時
A−4月21日(土)22日(日)残2名

B−4月28日(土)29日(日)この回締め切りました

C−5月6日(日) 7日(月) 残4名

D−5月19日(土)20日(日)この回締め切りました

E−5月26日(土)27日(日)残1名

F− 6月2日(土)3日(日) この回締め切りました

定員は各4名です。

時間は、午前9:00〜午後5:00(昼食時間12:00〜1:15休憩15;00〜15:30)

☆参加希望多数の場合は抽選になります。

上からNO1からNO5 今回は、NO2とNO4 を作ります。

 

 

 

| UNOH | 09:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
グリーンウッドワーク(ゴッホの椅子制作講習会)後半

「後半につづく」とあるが、何カ月も前の続きのことになる。賞味期限は過ぎている。でも食べられると思う。お腹は痛くなるかもしれない、時間が過ぎた分熟成したとも考えられる。 続きを紹介できなかったことの理由は,何もない。ワークショップ参加者の皆さんは、少しは気にされていただろうに、すみませんでした。

 後半最初は、二人一組でホゾ穴を手回しのドリルで、開けていく。幅方向も奥行方向にも、角度がついているから、前もって用意されていた角度板を、見ながらもう少し右、左と言いながら、共同作業も加わってくる。 このやり方だと修正が効く、電動のドリルだったら、振り回されるだろうし、小さな子供たちがするには危険だ。 ゆっくりと良いリズム。これぞ、グリーウッドワークの椅子作りと言うところである。 この椅子の制作の方法は、久津輪氏が書いた著書「ゴッホの椅子」に全てがのっているから、その説明はいいよね。丁寧に書いてあるから、是非一冊どうぞ! と、宣伝なんかしちゃったりして!!

 普段の私の仕事からすると、おおざっぱな加工だ。 基準があるのかないのか?大体に決める。しかし、りっぱに完成することは間違いない。不安ながらも納得しながら、作業が進む。 各自微妙に、違う加工だが何の問題もない。それぞれが、割り、削り、穴をあけて、座を編む。 皆さんお見事でした。 しかしプロの木工家はへたくそだったわ。誰にでも出来る細工だし、興味があれば講習会に行ってみてはどうだろうか? あちらこちらで、開いておられるから、、、、、

技術的なことを、とやかく言うことはなく、少しの方法が判れば、思い切ってガンガン削って行けばよい。

これらのこんな椅子をワイワイと皆で作ること。細かいことは抜きにして、おおらかな気持ちになって行く。自分自身は、結局制作することはできなかった。だから、ひとり裏山でニタニタしながら、この秋に、こさえようと思う。誰も来るなよ!! おっと、おおらかに!おおらかに!

 無心に木を削ること、誰もが出来る作業です。椅子やスプーン作りしても、木を削ること楽しいです。やっぱり木が好きだと、改めておもったし、普段の工房のSHAKERの仕事のことについても改められた気がする。焚き火用に積まれた、コナラの丸太を見て、思い立ったワークショップの企画。いささか乱暴だったと反省もしている。 何時かまた違う催しを考えますので、また遊びに来て欲しいと思います。最終日の集合写真の顔を見るとあー良かったと、思います。皆様ありがとうございました。この後、工房仕事は大いにはかどったし、おおらかな気持ちで、仕事場にはいることが出来ている。

これで、精一杯の締めくくりにさせていただきます。

 そういえば、今、京都駅の美術館「えき」KYOTOで京の至宝「黒田辰秋 展」が行われている。(10月9日まで) 出口近くのshopに、ゴッホの椅子が置いてあった。 辰秋邸でもゴッホの椅子を使い、椅子の原点のように捉えていたようだ。 人間国宝の黒田辰秋とゴッホの椅子、正直私には不釣り合いに見えていた。しかし、木工は独学だったことを知り、その作風は大胆かつ繊細。生涯モチーフとした彫花文が背に彫られた映画監督黒澤明が使った椅子、どうぞお座りくださいと、招かれているようだった。無論座らなかったが、ゴッホの椅子を愛したことも納得できた。 至宝、簡単に手に触れられないが、柔らかな温度と豪快さが、気持ちよかった。

 

m・unoh

 

 

| UNOH | 05:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
グリーンウッドワーク(ゴッホの椅子制作講習会)前半4月1日〜2日

さー始まる。待ちに待った講習会だ。

前日の午後に、岐阜県森林文化アカデミーの久津輪准教授とアシスタントのお二人が、到着された。 ワンボックスカーに10数名分の削り馬や道具類が計算されたように積まれている。一息つくこともなく、小雨の中工房内に、ひとまず下した。  作業をする予定の場所は山裾の造成した土場で、雨が降ると水はけ悪く、足元がびしゃびしゃになる。 だから、急遽2トン車一台分の砂利を敷いた。夕食は、前夜祭とし、軽く乾杯、早めに解散した。一日目の天気の予報は、朝には雨が止むと言うことだったし、雲行からして、晴れることは、僕はわかっていた。 この講習会の大事な条件は天候なのだ。 削り馬を15台ほど一直線にならべた。全部が僕をにらみつけているようで、ちと怖かった。いや、緊張してきた。

 

 使う木材は、その日に切り倒した物を使う予定ではなかったけど、栗の木を一本切ることは決めていた。しかし、この数週間、チェーンソウの調子がわるかった。 修理に持って行こうと思っていたのだが、小径木だから、その気になれば斧でも倒せるし、手鋸だって入る。 しかし、結局のところ、参加者持参のチェーンソウで切り倒した。思っていた程の迫力はなく倒れ、盛り上がりにかけたが、久津輪先生の軽快な指導で、事は進んでいった。 幸いコナラの相も良く、切り倒した栗の木も上手く割ることが出来た。 この後は、削り馬にまたがりドローナイフで寸法通りに良い加減に削りだして行くことになる。

 

背板や座枠も削り、ほぞも作った。ゲージこそ用意してあったが、何しろ生の木、反ってくるし角ほぞも、奇麗な角ではない。普段の木工作業とは、全く違う。正しく加減しなければいけない。 これが、ある意味難しい。夕方少しスピードアップすることになったが、予定をクリアーし、ホットした。これが正直な前半二日間の感想だ。

翌朝、目に入ってきた光景は、積まれた、削り屑だ。 

昨日の作業を思い出しながら、削り屑を集めた。 屑と言うには、なんとも失礼な気持ちになる。とても美しく見えるし、おかしなことに、頑張って削っていた参加者の顔を集めているようだった。 天気も良くて夜露で濡れたお削りさんも、からっからに、乾いてくる。掃除も気持ちよい。(今後、お削りさんと呼ぶこととした。)

 

困ったことに、新しく敷いた砂利の間に細かなお削りさんが、挟まり取れない。少しぐらい残っても腐って、土に帰るからいいのだ。そもそも、こんな風に掃除しなければいけないのだろうか?森の中だったら、お削りさんも、栄養になるだろうし、その景色に馴染むだろうに!この企画を思いついた時は焚火の前で、自然と一体化する感じ、作るの最初を見つけると言うことも目的だったはず、しかし、お節介にも砂利を敷き、機械加工のテーブル制作時にできる、とがった楔の端材を丸太を割るために、知らぬ間に持ち込んでいた。 こんな風に、こうも簡単に、便利な物を使う入り口に引きずり込まれていくことを、感じた。 グリーンウッドワークでは要領ばかりを考えるのはやめようと誓います。

だけれど、、、、、

 

後半に続く

 

 

| - | 04:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
UNOH家具工房からお知らせです

アシスタントを募集します。

以下のフォームの内容をご確認・記入の上、送信してください。

後日、こちらから、ご連絡いたします。

https://docs.google.com/forms/アシスタント募集

お問い合わせは、mailにて、お願い致します。

unohshaker@gmail.com

m・Unoh

 

M・UNOH家具工房 601-0542 京都市右京区京北田貫町室次谷15−3

| UNOH | 01:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
ァ屮哀蝓璽鵐Ε奪疋錙璽」・ゴッホの椅子を作る

 ジョンシーモア著「手仕事 イギリス流クラフト全科」と言う本がある。家具の技術書やデザイン書、Shaker関連の本に負けないくらいに、本棚の隅で凛と立っている。 30年以上前に刊行されたもので、その内容に大いに刺激を受けた。ジョンシーモアは別に「自給自足の本」と言うのも書いていて、(後に、師匠が翻訳し刊行している)なんでも、工夫して自分でやってみよう。昔は皆やっていたのだからと、、、人間も自然の一部だからと現代社会に警鐘をうながしている書籍だ。アリシア・ベイ・ローレル の「地球の上に生きる」と言うのも、寮の本棚においてあったけれど、誰かが持って帰ったなぁーーーまっいいか。 それで、上等な言い方をすると、家具制作に行き詰まりそうになった時に、開いていた本だ。かけ離れた所に、誘導されることなく、軌道修正。今の僕の仕事やこれからのお手本になっている。イギリスの民具の事を書いたような本で、日本の山間とでは、気候も違うし、材料の種類も違うが、人力と知恵、そして手道具で作り上げられる模様が、とてもかっこよく見えた。自給自足といっても、先進国に暮らすぼくたちには、すべてが、もう、そのようにはならない。出来るだけ、出来る限り頑張ってみると誓ったものだ。

 ぼくは、木を使って洋家具製作を主の仕事としているから、土・木・鉄などの素材の中から木を使ったセクションには、強く興味を持っていた。 Shakerのことをあれこれするようになってからは、それとは違う方に向いて行った。確か「ラスティック・ファニッチャー」と言う言葉もそのころ聞いた。枝や幹を巧みに使って椅子等を作ることにも、興味を持っていた。それらは若いころに忘れてきた物のような気がする。 常日頃は制作効率・コスト・技術の質などに、過剰にとらわれしまいがちだ。これらは、当たり前の事だと思うが、本質からずれてしまっているように、感じることがある。 グリーンウッドワークでは、ほぼ手道具による手作業で、とても原始的だ。ウィンザーチェア等は、全くの生木ではないと思うが手作業の分業で多量に作っていたと言われる。こんなやり方でも、大昔は仕事としてなりたっていたのだ。 数年前まで、ここら辺の農家の軒先でも桶や漬物用の樽の職人さんが修理にきていた。機械を使わずにシュッシュッ手で削る仕事、同じことのようにに思う。手づくりと言う言葉は好きではないが、手を巧みに動かし無心に削る姿の作業には、自然と一体になる感覚と本質が見えてくる。長野に住んでいる匙を削る名人を見ていると、いつもそんなふうに見え、うらやましい。     あなたのこと尊敬しているのだよ。

 

(新装版になって売られている。)

 この春に行うゴッホの椅子作りはほんとうに楽しみでしかたない。グリーンウッドワークの研究者の久津輪氏からは、多くを教わることになるだろう。おとなしく真面目に講習を受けたいと思う。私自身は山間に溶け込み細胞の活性化に期待したい。それに、遠い昔の忘れ物を探してみたいと思っている。待ち遠しいですわ。

 

「ゴッホの椅子を作る」講習会の参加募集は締め切りました。 お問い合わせいただいた皆様ありがとうございました。

M・UNOH

| UNOH | 06:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
ぁ屮乾奪曚琉愡劼鮑遒襦廖                  々房の剪定した桃の枝とあの時の果樹の枝

 そんな風に月日が経って行く。 道具棚の鉋にはサンドペーパーの埃が、うっすらついて、玄翁の置き場所も指定の場所じゃない。気になることではあったが、今日も外回りだ。「機械には気を付けて!」保険のような一言を皆に掛ける。随分違うところを歩いてしまっているようだった。

 工房の回りは、緑一杯の杉や檜の林に囲まれ、じっくり仕事するには、良い場所だ。敷地には工房を建てた時に植えたトウカエデ等、実生から育った樹が、大きく育っていた。 一本だけ寮の入り口に桃の木が、植わっていて春にはきれいな花を咲かせてくれる。梅伐らずバカで、桃の枝もビョーンと伸びていて作業場と寮の行き来には邪魔だった。伐る時期も考えず、とっても無造作に、替え刃式のいつも使っていたノコに、切れない刃に付け替えて、枝を切った。 その枝をお風呂の焚き釜に入る長さに切って、幹の傍に置いた。その中のひと枝を作業場に持って入り、埃が積もった自分の作業台に、置いた。必ずしも外出の用事は今日でなくてもよかった。何故そんなことをしたのだろうか?今も思いだせないでいるが、何気に小刀で、桃の枝を削り始めた。

 みずみずしく、白くきれいだが、小刀の錆が着いて、情けなかった。錆び取りようのスポンジで錆を落として、久しぶりに刃を研いだら、指をつってしまった。「いてぇ!」集中して仕事をしている皆に聞こえたと思うが、なんかシラーンとしている。忙しいのに、何してるん、みたいな感じだった。 (その時居た君、今は何をしているのだろうか?) なんなんでしょうか?目的もなく削ること、それでも、少し樹皮は残そうとか、削りながら何かに見えてきたり、昼までの2時間ほどの間に、結局、樹皮は全部剥いで、小刀の削り目が綺麗に見えてきた。

 ただ、削っただけである。それをどうこうするわけではない。削っただけである。 飾るようなものでもないし、作業場に置いておいても、邪魔になる。 家に持ち帰り、チェストの上に置いた。ストーブで燃やせばいいかぐらいの感じだったが、あれから15年ほどだろうか? 使った後は定位置に、戻る。そう使い道ができたのだ。私専用のとても優しく掻いてくれる孫の手になったのだ。

 チェスト引き出しのつまみのでっぱりに、ぴったり納まっている。 その後、インスタントコーヒー用の匙や、和菓子を食べる楊枝をこさえた。

あの時、果樹を集めながら、彼が言った「良い体験になるぞ」の意味や、桃の木を何気に削ったこと、この春のグリーンウッドワークのこと、仕事の主となっているShakerの歴史の確認。それぞれ別々ことだけど、自分の中ではひとつになり、納得できて、すっきりした気持ちだ。 春のグリーンウッドワークでも、それぞれに色んなことを、感じてもらえるのではなかろうか?そんなに太い木は伐らないが、山肌にドーーーン倒れる音と、削り馬にまたがりシュッ シュッと削る音が聞こえてくる。

「ゴッホの椅子を作る」皆さんのご参加お待ちしております。 内容は以下ご覧ください。

 

UNOH家具工房と岐阜県立森林文化アカデミーの交流講習会

 UNOH家具工房では、岐阜県立森林文化アカデミー准教授の久津輪 雅さんをお招きしてグリーンウッドワークの講習会を行います。

グリーンウッドワークとは、みずみずしい生木を人力の道具で割ったり削ったりして、小物や家具をつくる木工のこと。かつては産業として、職人たちが西洋では森の中で椅子をつくり、日本では器や杓子をつくってきました。いまは趣味として、グリーンウッドワークで森に親しみ、ものづくりを楽しむ人が増えています。

 今回制作するのは「ゴッホの椅子」。スペイン・アンダルシア地方でポプラの生木を削って作られてきた素朴な椅子です。日本の民芸運動のリーダーたちによって見出され、ゴッホが描いた椅子に似ていることからゴッホの椅子として親しまれてきました。

今回は京都府内のコナラ材を使ってゴッホの椅子をつくります。また、昨年『ゴッホの椅子〜人間国宝・黒田辰秋が愛した椅子。その魅力や歴史、作り方に迫る』を刊行した久津輪さんによるスライドショーも行われます。

                         「撮影:深澤慎平」

「ゴッホの椅子をつくる」

日時 2017 前半4月 1日(土)  2日(日)

        後半4月29日(土) 30日(日)4日間で1脚作ります。

定員 10名

場所 UNOH家具工房の裏山

    京都市右京区京北田貫町室次谷15−3

前半・後半とも 午前10:00から午後4:30まで

費用 ¥48,000 (宿泊 食事込み)

講師 岐阜県森林文化アカデミー 久津輪 雅 氏 

お申し込みフォームhttps://goo.gl/forms/ZWc29wdF0Irdy7st2 または

お名前・ご住所・生年月日(西暦)・電話番号等を記入の上

FAXで075−854−0255

その他、お問い合わせは e-mail  unoh@unoh.jp

 TEL075−854−0231

 

 

交流の講習会なので、私は別の日に岐阜県森林文化アカデミーでの生徒の方と、オーバルボックスの製作講習を行います。

一般の方からの募集はございません。

 今後UNOH家具工房でオーバルボックスの制作ワークショップは行いたいと思います。blogなどで、ご案内させていただこうかと思います。

| UNOH | 07:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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