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グリーンウッドワーク(ゴッホの椅子制作講習会)前半4月1日〜2日

さー始まる。待ちに待った講習会だ。

前日の午後に、岐阜県森林文化アカデミーの久津輪准教授とアシスタントのお二人が、到着された。 ワンボックスカーに10数名分の削り馬や道具類が計算されたように積まれている。一息つくこともなく、小雨の中工房内に、ひとまず下した。  作業をする予定の場所は山裾の造成した土場で、雨が降ると水はけ悪く、足元がびしゃびしゃになる。 だから、急遽2トン車一台分の砂利を敷いた。夕食は、前夜祭とし、軽く乾杯、早めに解散した。一日目の天気の予報は、朝には雨が止むと言うことだったし、雲行からして、晴れることは、僕はわかっていた。 この講習会の大事な条件は天候なのだ。 削り馬を15台ほど一直線にならべた。全部が僕をにらみつけているようで、ちと怖かった。いや、緊張してきた。

 

 使う木材は、その日に切り倒した物を使う予定ではなかったけど、栗の木を一本切ることは決めていた。しかし、この数週間、チェーンソウの調子がわるかった。 修理に持って行こうと思っていたのだが、小径木だから、その気になれば斧でも倒せるし、手鋸だって入る。 しかし、結局のところ、参加者持参のチェーンソウで切り倒した。思っていた程の迫力はなく倒れ、盛り上がりにかけたが、久津輪先生の軽快な指導で、事は進んでいった。 幸いコナラの相も良く、切り倒した栗の木も上手く割ることが出来た。 この後は、削り馬にまたがりドローナイフで寸法通りに良い加減に削りだして行くことになる。

 

背板や座枠も削り、ほぞも作った。ゲージこそ用意してあったが、何しろ生の木、反ってくるし角ほぞも、奇麗な角ではない。普段の木工作業とは、全く違う。正しく加減しなければいけない。 これが、ある意味難しい。夕方少しスピードアップすることになったが、予定をクリアーし、ホットした。これが正直な前半二日間の感想だ。

翌朝、目に入ってきた光景は、積まれた、削り屑だ。 

昨日の作業を思い出しながら、削り屑を集めた。 屑と言うには、なんとも失礼な気持ちになる。とても美しく見えるし、おかしなことに、頑張って削っていた参加者の顔を集めているようだった。 天気も良くて夜露で濡れたお削りさんも、からっからに、乾いてくる。掃除も気持ちよい。(今後、お削りさんと呼ぶこととした。)

 

困ったことに、新しく敷いた砂利の間に細かなお削りさんが、挟まり取れない。少しぐらい残っても腐って、土に帰るからいいのだ。そもそも、こんな風に掃除しなければいけないのだろうか?森の中だったら、お削りさんも、栄養になるだろうし、その景色に馴染むだろうに!この企画を思いついた時は焚火の前で、自然と一体化する感じ、作るの最初を見つけると言うことも目的だったはず、しかし、お節介にも砂利を敷き、機械加工のテーブル制作時にできる、とがった楔の端材を丸太を割るために、知らぬ間に持ち込んでいた。 こんな風に、こうも簡単に、便利な物を使う入り口に引きずり込まれていくことを、感じた。 グリーンウッドワークでは要領ばかりを考えるのはやめようと誓います。

だけれど、、、、、

 

後半に続く

 

 

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