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Oval carrier 2019

 handleを少し厚くして、内側を面取りをするようになったのは、何時頃からだろうか?修業時代の38年前の物から、つい最近の物までを、比べてみる。 小さめのcarrierを作り始めた頃、8年ほど前。それと、ワークショップの参加者の方々が独自に面を取られていたり、完成した物を見る彼らの満足感でぼやけていたような気がする。手のひらに、あたる感じも良かったから、それで良し。と、いうことになりそうだが、私自身のShakerへの関心が、ぶれていたのは確かだ。先日、Shakerに深く興味をお持ちのお宅へ納品に行った。「持った感じ、いいでしょ?」と、ご注文のcarrierを出した。確かめる間もなく「えっ、Shakerらしくないなぁ」と言われた。 アメリカのミュージアムにも頻繁に行かれている。心地良さとか、雰囲気だとか、流行りの工芸品の奇麗な細工と、ふんわりした感触だけではないShakerの特徴を見抜かれている風だった。 Shaker達の生活については、本を読んだりしておおよその事は、判る気になっているが、その精神性を奥深く感じることは、簡単ではない。同じものを繰り返し作ることで、Shakerを感じられるようになるのかなと、そう思って日々仕事をしている。

 私にとってShakerのOval Carrierの制作には、沢山の思い出がある。丁稚1年目から制作を担当した。(アリス・ファーム時代)木を曲げるなんてやったこがなく、機械を上手く使う事さえ、適度な木を吟味する余裕もないような時から始まっている。あれから38年、当時とは材料こそ変わっているが、上手く曲がり、技術的にはそこそこ満足している。向き不向きは、あるにせよ長年やっていれば出来るようになる。 ただ、同じことを何年も続けることは大変だし、木工の技術を高めるためには、新たな技術を習得したくなるのは正直なことで、私も隣の芝生を見、デフォルメを施しオリジナルのような家具をこしらえるようなこともやってきた。でもまた、Shakerの研究に戻るみたいなことになる。こんなことを何度となく繰り返してきた。 考えてみるとそのhandleのごくわずかな厚みの違いが、Shakerを感じるにも大きな差であること。木を扱う仕事だけれど、木工技術向上だけが、目標の家具製作の作業でなかったことを、改めて感じるのである。 

handleを小さな鉋で面取りをする作業は、気持ち良いが、Shakerのdesignを考える時、それは、不要な作業だと思う。手触りが良くてもそれを躊躇する。

ほぼ同じように曲がるようになってきた。多少の歪は気にしない。

Shaker達が生きた200年程の間に、工夫され様々な形が生まれた。 また、制作された場所や年代でも微妙に違う。これが絶対だ的なものは、ないかもしれない。けれども、もう少しShakerを探ってみたいと思う。 気になることまだまだ、あるから。 Shakerへの思いがより一層強まった2019年のスタートです。 秋には、久しぶり作品展開催も予定してますから!!

| shaker | 05:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
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